軽量Linux:従来バージョンの2倍高速になった「Firefox Quantum」をPuppy Linuxにインストール!

「Firefox Quantum」ベータバージョンをPuppy Linuxにインストール!

 Mozillaは9月26日、基本的な設計とユーザーインターフェイスを大幅に改善した「FirefoxQuantum」を発表しました。
 なお「Firefox57」をアピールするため、今回新たな名称がつけられたそうで、それが「FirefoxQuantum」です。
 まず、注目すべきは、その性能です。技術的な最適化だけでなく、体感的なパフォーマンスを重視した開発を行っているそうです。  そのほか、マルチコアCPUの性能を引き出すため「Rust」言語で新たに書き直されたCSSエンジンを採用したことにより、従来の「Firefox」バージョンより約2倍もの高速化を果たしていると発表しています。

 さらに、新しいユーザーインターフェイスが導入されているようです。「FirefoxQuantum」のデザインは、ユーザーを第一に考えたモダンなもので、角ばったタブやスムーズなアニメーションが特徴となっています。たとえばアドレスバーにはあとで読むサービス「Pocket」が統合されているほか、ブックマークやリンクのコピーを行うためのコマンドメニューが導入されています。ツールバーには保存済みコンテンツへのアクセスを統合した「Library」ボタンが新設されていますが、これは、ブックマークやあとで読むサービス「Pocket」、閲覧履歴、ダウンロード、他のデバイスと同期したタブ、スクリーンショットなどへ簡単にアクセスできるようになっています。

 これほど、「Firefox」が変化するのはまれで、早速 Puppy Linuxにインストールしてみました。

 利用した Puppy Linuxは、「軽量Linux:自動作成スクリプトで構築したPuppy Linuxに無料のオフィスアプリケーションWPSをインストール! 」で紹介した 最新版のカーネルをもった 「XenialベースのPuppy Linux」です。

1 まず、「FirefoxQuantum」のダウンロードです。

 まだ、ベータ版ということなので、ダウンロード先は下記のurlになります。

https://www.mozilla.org/ja/firefox/developer/



2 ダウンロードした「FirefoxQuantum」を適当なフォルダに保存してから解凍します。

解凍は、Puppy Linux では該当のファイルをクリックするだけです。



3 上の図で、「解凍したいファイルをクリック」→「全選択」→「解凍」を選択します。

すると、「firefox」というフォルダが作成されるはずです。



4 この「firefox」フォルダが新しい「FirefoxQuantum」の実体です。このフォルダごと、/opt にコピーします。(僕はいつも手動でインストールするアプリケーションは /opt に配置することにしています。)



5 「FirefoxQuantum」の実行ファイルは「firefox」フォルダの中にある「firefox」という実行ファイルになります。すでに、アイコンが反映されていますが 初期の段階は「歯車」の形をしています。



 この実行ファイルをデスクトップ上にドラッグドロップして、アイコンを設定しました。



6 このデスクトップ上のアイコンをクリックすると、「FirefoxQuantum」が起動します。



7 「FirefoxQuantum」をPuppy Linux上で起動してみました。というか既にこの記事も「FirefoxQuantum」で書いています。実に軽快ですよ。



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