軽量Linux:2018年2月1日 Microsoft Officeとの互換性強化したLibreOffice 6.0が正式リリース!

無料のOS PuppyLinux を 仕事に使っているけれど問題なしの僕の経緯!


昨日、2018年2月1日 Microsoft Officeとの互換性強化したLibreOffice 6.0が正式リリースされました。

以前から、LibreOffice 6.0のベーター版を使っていましたが、不具合などはほとんど感じませんでした。

そういったこともあって、ベーター版から正式版の発表する期間も早かったと思います。

対応プラットフォームはWindows,macOS,Linuxのほか,クラウド版も用意されています。ただし、Windows XPおよびVistaはサポート対象外になりました。

確か、6.0以前は、サポートされていたように思うのですが・・・

最初の5.xから2年半ぶりのメジャーアップデートとなったLibreOffice 6.0では,ノートブックバーやメニューアイコンの改善など機能面およびインタフェース面で多くの変更が実施されています。

デザイン的には洗練されたという印象を受けます。

さらに、CalcではODF 1.2互換機能となるSEARCHB,FINDB,REPLACEBなどが追加され,ISO標準フォーマットのサポートが改善されているほか、Impressではモダンスクリーンに対応するためデフォルトサイズが16:9に変更されています。テンプレートも10個追加されています。

大きな特徴は、Microsoft Officeドキュメント(OOXML)との互換性が大幅に強化されていることです。

SmartArtのインポート、ActiveXコントロールのインポート/エクスポート、エンベデッドテキスト/スプレッドシートのサポート、エンベデッドビデオのPPTXへのエクスポート、クロスリファレンスのDOCXへのエクスポート、MailMergeフィールドのDOCXへのエクスポートなどが新たにサポートされています。またファイルの破損を防ぐためにPPTXフィルタの改善も行われています。

セキュリティ面でも強化されており、ODFドキュメントに署名する際、すべてのデスクトップOS上においてあOpenPGPキーが利用可能となっています。

最新のLibreOffice6.0をPuppy Linuxにインストール!

最近は、「ライブCDの部屋」さんのウェブサイトに、linuxBean 16.04が公開されていたので、このLinuxを仕事をするためのメインOSにしようかとも思っています。

しかし、ArtfulPupやDpup Stretchも使いつづけていくと思いますので、LibreOffice6.0をこれらのPuppy Linuxでも使用できるように考えてみました。


LibreOffice6.0のダウンロード・インストール

まず、先日公開されたばかりのLibreOffice6.0をダウンロードします。

LibreOfficeの公式サイト

https://ja.libreoffice.org/

からダウンロードします。



初期の状態では、「.rpm」をダウンロードする設定になっています。もちろん「.deb」に変更しました。

https://ja.libreoffice.org/download/libreoffice/?type=deb-x86&version=6.0&lang=ja

から、「メインインストーラー」、「日本語訳インターフェース」、「日本語のLibreOffice組み込みヘルプ」の3つのファイルをダウンロードします。

3つとも tar.gz で圧縮されているので、クリックして解凍します。



解凍すると、「LibreOffice_6.0.0.3_Linux_x86_deb」→「DEBS」の中にたくさんの deb ファイルがあります。これらすべてが LibreOfficeのプログラムになります。



ひとつひとつインストールすることは大変なので、 sudo dpkg -i *.deb を使用します。 残念ながら、 sudo dpkg -i *.deb のコマンドは、ArtfulpupやDpupでは使えませんでした。 そこで、「BionicDog」や「XenialDog」の力を借りることにしました。

「BioniclDog」でLibreOffice(最新版) v6.0をインストールします。同じように「日本語化ファイル」、「ヘルプファイル」もインストールします。

「BioniclDog」は

sudo dpkg -i *.deb

が使えます。

インストール後、/opt をみると「libreoffice6.0」のフォルダができているはずです。



そのフォルダごと、AutfulpupやDpupの /opt にコピーします。

「libreoffice6.0」のフォルダの中の「program」フォルダの中に、Libreofficeの実行ファイルがあります。

僕は、「soffice」だけをディスクトップにショートカットを作成しました。

「soffice」のショートカットをクリックすると下記のようになるので、利用したいアプリケーションを起動します





これで、他のPuppy Linuxでも最新のLibreOfficeを使えるようになりました。

もちろん、BionicDogでもLibreOfficeの最新版が利用できます。

Writer です。



Impress です。



Calcです。



その他にも、数式の機能をもった 「Math」データベースの「Base」なども使用できます。


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